私のおばあちゃん


私がマネ育講師になった理由

私には大好きなおばあちゃん(祖母)がいました。

なんでも買ってくれるばあちゃんでした。


小さい頃の私は

ばあちゃんのことを

≪お金持ち≫

だと思っていて

打出の小槌

みたいに思っていました。

頼めばなんでも買ってくれると思っていました。

そして本当にそうしてくれていました。


ばあちゃんは食堂を経営したり、

空港の清掃員をやったり

何かしらいつも仕事はしていましたが

それは趣味の範囲で

楽しいからそうしていると

思っていました。

だって本当に楽しそうに働いていたから。



結婚する時も

これ少ないけどって

30万くれて

いつも通り軽く

「ありがと」

と軽く受取っていました。


結婚したあと毎日の様に

「ひ孫はまだか??」

って電話してくるばあちゃんに

「そんなすぐに子どもなんて考えてないよ」

って笑いながらも若干うっとおしいなぁなんて思ったりして


そんなばあちゃんは半年後

肺がんで亡くなりました。


亡くなったあと遺産整理をすることになって

初めて知った事。


それは

おばあちゃんは

お金持ちではなかったという事でした。

家にはほとんどお金はありませんでした。


私たち孫に工面するために

毎日必死で働いて

お金を用意してくれていたんです。


特に私が結婚する時に用意してくれた

30万円は体調のすぐれないなか

本当に頑張って用意してくれた

お金でした。


小さい頃から毎年いく旅行も

大学の時に欲しいと言ったパソコンも

そして結婚するときにくれたお祝い金も。

全て自分の着る服、食べるものを始末して

お金を用意してくれていたのでした。


そんなこと


後から考えたら暮らしぶりとか

見てたらわかったはずなのに

考えもしなかった。

好き好んでおばあちゃんは

そうしていると勘違いしていました。


ばあちゃんが亡くなってから

お金の大切さに気付いた私。

楽しみにしていたけど

会うことは無かったひ孫は

小学生になりました。



私のように大人になってからではなく

子どものうちに

お金の大切さ

働いてくれている人への感謝

を知ってほしい。


「ありがとう」


と言える子どもになってほしい。

そう思ってお金の大切さを伝える講師になりました。

これが金銭教育を行う講師になった

全ての理由ではないのですが

大きな理由の1つになっています。


ICカードやクレジットカードなど

現金が見えないお金が普及する中

その大切さを伝える仕事は

無くてはならない重要な仕事だと

信じております。


講座のご依頼やご質問ご感想は

いつでも受け付けておりますので

どうぞお気軽にお問い合わせくださいね。

株式会社マネイク 金融教育プロデュース

金融教育をリードする株式会社マネイク。金融教育プロデュース事業を行っています。 金融教育を通じて、世の中に笑顔と幸福をお届けします。 お金のことをかんたんに!おもしろく。投資をもっと身近にすることでwell-beingな世の中に貢献いたします。 子ども向け金融教育を行う「キャサリンとナンシーの金融教育」が主力ブランドです。

1コメント

  • 1000 / 1000

  • Okinagatarashi

    2017.03.27 04:23

    初めまして!初心者めーかーBと言います。オウンドでホームページ「初心者めーかー's Ownd」って始めたばかりです。私も耳痛い!です。お金の話ってどこで何を...情報は一杯あるけど、ゆえにどうしたらいいかわからない事も多いです。又、来ます!